簡単にできたんじゃ何も意味ない
お久しぶりです。
いやー忙しい。
解禁されてまだ1週間ほどですが就活すでに疲れ切ってます。
友人にハイナ聴くといいよって言われたんですがまだその段階にはいってない。
ESに書くことがないんですよ。
なんせわたし大学入ってからバイトしかしていない。
なんて空っぽの人間なんだって思いますよね。
気分が滅入るこがあると活字が読みたくなる人間なんですが3月に入ってからすでに本2冊読んだ。
「博士の愛した数学」と「友罪」
前者は前から買ってあって読むのを忘れていた。
記憶が80分しかもたない博士とお手伝いさんとその息子のルートのお話し。
とても愛のあるお話しで涙なしでは読めない。
期待をまるで裏切らないお話だった。
これを読んで一番印象に残っているのは1+2+3+...+10=?を足さずに導いてみようっていう博士がルートに出した宿題。
それなりに受験勉強したやつはΣというものを知っているから1/2n(n+1)なんてのはぱっと出てくる。
ただ受験勉強したときはこういうものなんだって公式覚えて終わりだったんだけどこう時間があると考えたくなるのね。
もちろんルートはΣなんて知らない。
知らない前提で考えたらどうなるのかってわたしも少し考えてみた。
一番外側同士の1と10を足したら11
2番目に外側同士の2と9を足したらこれも11
3番目に外側同士の3と8を足したらこれも11
って順番にやっていけばみんな11なんだって気づいた。
足したら11になるものが5個あるわけだからつまりこの答えは55だ!
100も同様で最初の数字つまり1と最後の数字100を足したら101
このペアが50個あるわけだから答えは5050
そう考えればnまで足しても同じことが言えるよねって気づいた。
最初の数字1と最後の数字nを足してこれが1/2n個あるわけなんだから1/2n(n+1)になるよね。
と今更式の意味に気づく。
式から考えれば至極簡単なのにΣの公式を覚えて5年ほどたってから式の意味に気づいた。
最近そういう発見をよくする。
楽しいしおもしろいなって思う。
後者の本は友人に薦めてもらって読んでみたんだけどとても難しいテーマだった。
少年犯罪。
しかしこれは加害者のお話じゃない。
加害者が更生してから関わった人たちのお話。
やりきれないという思いでいっぱいになるけどやっぱり決して加害者に同情はしてはいけないとは思う。
どちらの本も泣ける。
おそらくわたしはそのために本を読もうって思うんだけど。
今日もなんだか煮え切らない思いをして帰ってきた。
会社説明会に行ったはずなのにいざ見てみたら知り合いがいっぱい。
早い者勝ちの説明会で別に大学指定じゃないよな?って思ったけどまぁそういう仕組みになってたらしい。
仕方ないといえばそうなのかもしれないけれどそういうことする企業が公平を謳ってるのは滑稽でしかなかった。
グループワークもあったんだけど最近話題になってたJRの認知症の人が事故を起こしてその賠償に関する訴訟のニュースの話になったわけですよ。
あれを認知症の人を放っておいても賠償責任とらなくてもいいってなったわけだから家族めんどう見るわけないよねとか意味わかんないこと言ってる人がいて唖然とした。
まぁ前向きにやっていきたい。
やっていこう。