まだ見ぬ世界

Hey! Say! JUMPに関する私的記録・考察などなど

COLORS vol.10

僕らの耳にも”今までで一番よかった ”っていう感想が入ってきてて。今回は自分たちでかなり細かい部分にもこだわったし、過去一番手応えを感じられたかも。例えばオープニング。実は最初、アルバム『smart』の『FOREVER』というクールな曲で始まろうかという案が上がっていたんです。でも僕や涼介が『それだとあまりJUMPらしさはないかも』って言って、始まりはやっぱり明るく元気な基本の僕らを見せて、そこからメリハリのある姿を見せていくのがいいだろうってことに。あと挑戦だったのは『Ride With Me』の無音ダンス。これは涼介の案で、音楽が何もない中で9人が踊りだけで魅せるのは、僕は最初すごく怖くて。どう思われるかな?ちゃんと届くかな?って心配だったんです。でもやってみたら大きな反響があって”やってよかった。伝わったんだな”って。不安でも挑戦してみなきゃ分からないというのは今回で学んだことでしたね。 

 知念くんのページより

 

JUMPらしさってなんだろう。このテキストを読んだときそれを一番に考えた。UMPで始まる形が少し変化しただけだろうなって。わたしはこの前のドームでRWMで始まったとき新しい!と感激していた。でもわたしはそれがいいとは思わなかった。RWMをしっかりと見たかったのに1曲目だから煽りとか入ってしっかり歌わない部分があって残念だったからだ。今回はReady goから始まってそれはすごくよかったと思うしそれでよかったなとわたしは思う。でも、もしかして彼らは自分たちの思う自分らしさでやることの幅を狭めているのではないか?あまり過度にかっこいいところを見せるとそれはJUMPらしくないと思うのではないか。違う。それは違うぞ。だいたい今回のツアーはとてもJUMPらしかった。それはいい意味ももちろん含むけれどそれはどちらかというと悪い意味のほうが強かった気がする。新しいことをJUMPらしくないという大義名分のもとで遠ざけているだけではないのか。そんな危惧をしてしまった。らしさというものは自然と出てしまうものだ。だいたいこれもJUMPらしさといえばJUMPらしさだ。しかしそんなことを言っていたら何も話は進まなくなる。新しいことをやっていく中でJUMPらしさを見つけていってほしいなと思う。例えばスクールガールなんかはJUMPらしさしかなかったしああいうものを大事にしていってほしい。JUMPらしさももちろん大事だ。ただ、JUMPが見せたいものだってそれはそれである意味JUMPらしさのつまったものではないのだろうか。FOREVERだってあれを最初聞いたときはただの”KAT-TUNの曲っぽい”でしかなかった。でもいまはどうだ?やっていくうちに変わっていくこともあるし馴染むこともある。JUMPらしさを固定しないでほしい。変化を恐れちゃいけない。仲の良さだったり明るさだったり元気だったりそれはとても大事なJUMPらしさだ。ただ、JUMPらしさと変わらないことを同じくくりにはしてほしくない。何が言いたいのか書いているうちにぶれてきた気がするが、とにかく過度にJUMPらしさをつきつめてほしくないということだ。「らしさ」を「あるべき」に変換してはいけないと思う。

 

カラーに関してはわたしはなんとも思ってないです。確かにすぐ誰が誰だかわかるし楽だった。山田くんがいつもいつも赤だから今更決まっても大差ないという気持ちが強いのかもしれない。あの白スーツのイニシャルもそういうことだったのかと納得した。

 

COLORSは毎回毎回写真もテキストもとてもいい。買う価値ありです。知念くんがかわいくてかっこよくてえろい。裸足というところがとてもときめく。最近こういうちょっとアダルティな知念くんをよく見かける気がしますが、すごくすきです。