読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

まだ見ぬ世界

Hey! Say! JUMPに関する私的記録・考察などなど

10000字インタビュー 中島裕翔

一番怖かった。きっと裕翔くんがじゃんぷの中ではいちばんきついこと話すんだろうなとは思ってて、実際見たら胸が締め付けられた。光があれば闇もある。

 

いつも通り抜粋して文字起こししながら感想を書こうとしたのだけど、量が膨大すぎるためキリがないと判断し、1回全部消した。それに、きっとこの感想は文字にはできない。裕翔くんの純粋な心は1回真っ黒に染まった。しかしまた真っ白となる。そしていまの裕翔くんがいる。裕翔くんは自分が人とズレていると言っていたけれど、それは個性であってまったく悪いことではない。それが裕翔くんの良さだよって誰も言ってあげなかったことに怒りを感じた。しかしそういう孤独と戦ったからこそあれほど真っ直ぐな裕翔くんがいるのだと思う。確かに考えてみれば、わたしはあの時期山田くんの心配しかしていない。山田くんは明らかに何か大きなものを抱え倒れそうになっていた。周囲の期待に応えつづけながら大切なものを何かなくしていってるような気配を感じていた。弱弱しくて儚くて、けれどこの上なく強くて美しい。ゆとやまの関係だって山田くんが裕翔くんに冷たく接しているような感じがしていて、何が山田くんをそうさせているのか疑問に思っていた。裕翔くんを顧みたことなんてあまりない。あまり裕翔くんを心配したことはない。山田担だからなのか。違う。裕翔くんはいつだって明るく、心配になるような素振りを見せたことはない。だからだ。理想の息子をなんとなく思い出していたのだけど、確かに裕翔くんは小林のように嫉妬や僻みのような負の感情を抱いていた。しかし小林のようにその負の感情を本人にぶつけることはしなかった。それが裕翔くんの強さだ。ひとりで考え抜いて答えを見つけた裕翔くんは尊敬に対する。腐らず真っ直ぐ進み続けた裕翔くんに心の底から拍手をおくりたい。

 

一方で、へいせいじゃんぷの集団凝集性にも考えをめぐらせた。じゃんぷは箱庭とよく言われるが、それが持つ意味を考え直した。裕翔くんと山田くんがぶつかったとき10対0で裕翔くんが悪かったとしても全員が山田くんの心配をしたことは言い方は悪いかもしれないが興味深い。龍太郎があんなことをしてしまった理由が少し見えたような気がする。

 

文字にはできないと言っておきながらけっこう書いてる自分に笑った。10000字インタビューのいちばん嫌いなところはインタビュアーの言わせたいことがダイレクトに伝わってくるところだ。裕翔くんに向かって「やめよう」と思ったことはないの?と聞くことが野蛮だ。だいたいデビューしているのにやめるということの重さをわかっているのか?屁理屈を言うが、「やめたい」ならまだわかるのだ。そこに含まれるのは願望だけだ。「やめよう」となると願望をこえた意味を持つだろう。受け取り側のニュアンスの違いにすぎないが、こういうところですらイラっと感じるくらいには嫌いだ。一気に読むことができないくらいに生々しかった。それが今回の最初に持った感想だった。これを読んだことによる喪失感は大きい。こうなるのがわかってても読んでしまう避けることのできないオタクの心をうまく利用した企画であるからこそ腹が立つ。