まだ見ぬ世界

Hey! Say! JUMPに関する私的記録・考察などなど

ゆうとくんとやまちゃん

山ちゃんも話してたみたいだけど、7会のときに山ちゃん に対する自分の目線とか、いろいろ語ったよ。今まで「山ゆとですよ~」って言ってきたけど、ここにきて、心の底から『山ちゃんは真の友人』って言える。そういう深い会話ができたのはすごくうれしかったし、何より「これからは今までの『裕翔くん』じゃなく、ユーティって呼ぶから」って言ってくれたのがうれしかったな。

Wink up 3月号 裕翔くんページより

 

早売りですが、思ったことをそのまま残しておきたかったので今日更新します。ここ最近ゆとやまに思いを馳せることが多くて、それは紛れもなく7会のせいです。だいたいごはん食べに行っていいところとだめなところを言い合うとかどんだけ重いんだと思うのですが、この人たちはこれが合うのでしょうか。この記事を見て思い出したのがいつぞやの「おれにとって裕翔くんを裕翔くんって呼ぶのは当たり前のことなの」(ニュアンス)って言ってた対談でした。こう書いてて思い出しました。MYOJOだ。ということで引っ張り出してきました。

 

山田:今はもう先輩後輩の壁はなくなったけど、尊敬する気持ちは変わんない。裕翔くんは、おれにとってはこれからもずっと”裕翔くん”。学校の友だちからは、「同級生なのになんで”裕翔”って呼ばないの?」って不思議がられるんだけどね。

 

裕翔:たしかに、同世代の人から見たら変な感じがするのかもね。

 

山田:俺にとって、”裕翔くん”って呼ぶことは歯磨きするのと同じ。あったり前のことなの!

 

裕翔:俺は、山ちゃんからそう呼ばれるのがうれしいの。なんか頼られてる感じがする。山ちゃんは、今はいろんなドラマ出たり、もちろんJUMPでもセンターで踊ることが多いっていうのもあるし、そういう姿を見てると、ホントがんばってきたんだな!って思うんだよね。山ちゃんがすごい努力家なのは誰よりも知ってるから、今の山ちゃんが置かれている状況にも誰よりも納得できるんだ。たとえば、ダンスをどんなにがんばってきたかは、Jr.時代の映像見ればわかるもん。マイク持って歌ってるのは俺なんだけど、そのバックで踊ってるJr.の中でいちばん輝いていたのはいつでも山ちゃんだったから。

Myojo 2010.8月号

 

 これは絶賛氷河期の中でそのなかの珍しいふたりきりの対談です。当たり前が当たり前じゃなくなる。それがいかに怖いことか。しかし現に起きています。裕翔くんは山田くんに「裕翔くん」と呼ばれることがうれしいと4年前は語っているのに、それに対して山田くんは4年後「裕翔くんじゃなくてユーティって呼ぶ」と宣言します。きっとこの途中にはふたりの間でそれぞれいろんな葛藤があったんじゃないかなと思います。ゆうとくんと呼ぶJUMPメンバーは今や山田くんしかいません。山田くんはJUMPメンバーに対しての呼び方を徐々に変えてきました。高木くんをゆうや。薮くんをやぶちゃん。そんな中で山田くんは裕翔くんの呼び方を変えなかった。2010年の対談の中で裕翔くんは裕翔くんと呼ばれることがうれしいと言っていますが、同時に壁も感じていたはずです。いくら先輩後輩とはいえ、そんなのは関係ない同じメンバーでしかも同い年。山田くんは同じ先輩しかも裕翔くんよりも入社が早い薮くんの呼び方まで変えていきました。そんな中で頼られているというより寂しさを感じていたとしてもなんら不思議はありません。ふたりの間にある壁が徐々に薄くなっていくなか最後の壁のように感じていた呼び方まで変わっていきました。しかもそれは山田くんの宣言によって。いきなり変わるより歯切れがいい形でしょう。そしていかに「やまゆと」がビジネスライクの付き合いだったかが感じられます。ふたりに「友人」という関係が似合うのかはともかく「真の友人」なんて言いきれてしまう関係になったのがわたしには奇跡のようにしか思えません。夢のような話です。だって4年前の対談にこの関係の影すら感じられないです。なぜ山田くんがユーティと呼ぶと決めたかはわかりません。きっとこの先語ってくれるでしょう。ただ、宣言したのは7会でもその前に練習かのように本人のいないところで何回か山田くんは知念くんの真似をするかのようにユーティと呼んでいます。きっと前から考えていたことなんでしょう。勇気を出してみたのかなと思うとちょっと微笑ましいです。SUPER DELICATEな関係のふたりはもういないのかもしれません。

 

「君にしか見せられない顔がある? ぼくにしか見せられない顔がある?」

 

背中合わせが向い合せになった気がしています。どんなふたりが見れるのでしょうか。この先には何があるんでしょう。ひとりが倒れそうになったとき素直に手を差し伸べたりするのでしょうか。いつまでもふたりがふたりにとって特別でありますように、と厨は祈っております。